工場の鳥瞰イメージ図に、六つの工程を順に示したもの

工場と製造工程Plant and Process

三甲煉焦工場:製造工程・設備・環境対策

一車の原料炭から、船積みできる製品コークスの倉まで。

  1. 01配合炭
  2. 02搗き固め
  3. 03装入・乾留
  4. 04消火
  5. 05篩分け
  6. 06出荷

冒頭の鳥瞰図は工場のイメージ図であり、実際の航空写真ではありません。 表示は工程の順序を示すもので、実際の工場配置を表すものでは ありません。

鳥瞰図を準備しています…

装炭エリア。スタンプチャージ方式では、炭餅を一体のまま側方から 炭化室へ押し込みます。
装炭エリア。スタンプチャージ方式では、炭餅を一体のまま側方から 炭化室へ押し込みます。

01

当工場のコークス化工程

当工場はスタンプチャージ方式のコークス炉で生産しております。 配合炭をまず一体の炭餅に搗き固め、側方から炭化室へ押し込んで 乾留いたします。化学製品の抽出は行わず、粗ガスの熱量はすべて 電力と熱に転換するため、コークス化排水と粗ベンゼンの工程が 源流から存在いたしません。

基礎配合炭は晋城産無煙炭です。

スタンプチャージ方式では、従来工程より高い比率で微粘結炭および 無煙炭を配合でき、配合の自由度が高くなります。当集団は無煙炭を 高比率で配合するコークス化技術について技術鑑定を取得しております。

微粘結炭・無煙炭の配合比率30–50%

工場内の工程フロー

下図は当工場の三つの流れを示したものです。原料は全面密閉式の原料 ヤードから入り、配合・搗き固め、装入・乾留、消火・篩分けを経て 全面密閉式の製品コークス倉へ入ります。粗ガスの熱量は電力と熱に 転換し、排ガスは脱硫・脱硝を経て排出いたします。

原料・製品ライン

エネルギー転換

排ガス処理

配合炭

搗き固め

装入・乾留

消火

篩分け

出荷

粗ガス

排熱ボイラー

蒸気タービン

国家電網へ送電

地域暖房

脱硫・脱硝

基準適合排出

原料・製品ライン

  1. 配合炭
  2. 搗き固め
  3. 装入・乾留
  4. 消火
  5. 篩分け
  6. 出荷

エネルギー転換

  1. 粗ガス
  2. 排熱ボイラー
  3. 蒸気タービン
  4. 国家電網へ送電
  5. 地域暖房

排ガス処理

  1. 脱硫・脱硝
  2. 基準適合排出
本図は工程の流れを示す模式図であり、実際の工場配置を表すもの ではありません。
02

コークス炉と設備

炉群
12
炭化室
143
炭化室高さ
4.3 m
一孔あたり炭餅重量
54 t
炭餅嵩密度
1.05 g/cm³
コークス炉エリア。
コークス炉エリア。
03

環境保全と資源循環

コークス化で熱を捨てず、排熱をすべて高効率で活用する。

当工場の環境実績は、末端に処理設備を追加した結果ではなく、工程の 選択そのものに由来いたします。四機関がモデル企業の称号を授与した 際に評価したのも、この工程の実践でございます。

資源循環

資源循環・工場立体イメージ画像を拡大 ↗

建築外観、設備位置、配管は資源循環の概念図であり、実際の工場配置図ではありません。番号は下記の設備・工程説明に対応します。

  1. 1
    スタンプチャージ方式コークス炉
  2. 2
    排熱ボイラー
  3. 3
    蒸気タービン
  4. 4
    国家電網へ送電560 GWh/a
  5. 5
    冬季の地域暖房1,500,000 m²高平の熱供給事業者を経由
  6. 6
    脱硫・脱硝
  7. 7
    脱硫石こう
  8. 8
    集団セメント部門

エネルギー転換

  • スタンプチャージ方式コークス炉→ 高温排ガス →排熱ボイラー
  • 排熱ボイラー→ 蒸気 →蒸気タービン
  • 蒸気タービン→ 電力 →国家電網へ送電
  • 蒸気タービン→ 抽気 →冬季の地域暖房

物質循環

  • 排熱ボイラー→ 排ガス →脱硫・脱硝
  • 脱硫・脱硝→ 副産物 →脱硫石こう
  • 脱硫石こう→ 総合利用 →集団セメント部門
当工場のコークス化工程では、コークス化排水が発生せず、粗ベンゼンの 在庫も持たず、ガス経路は全系統を負圧で運転しております。資料日付 2026年8月

独立して検証可能な三つの事実

以下の三点は、当工場の説明に依らず、実地訪問の際に直接ご確認 いただけます。

コークス化排水
発生いたしません。場内にコークス化排水処理設備が存在せず、 実地訪問の際に直接ご確認いただけます。
粗ベンゼン
場内に在庫も取扱工程もございません。当工場では化学製品の抽出を 行っておりません。
運転圧力
ガス経路は全系統を負圧で運転しております。配管網からの漏洩は なく、場内に明らかな異臭はございません。

環境パフォーマンス

排ガス SO₂20 mg/m³
排ガス NOₓ80 mg/m³
コークス当たり用水量0.49 t/t
系統送電比率80.53%実績時点 2026-08
原料ヤード全面密閉式です。原料ヤードの全面密閉は、中国コークス業界の 超低排出改造における必須要件です。
排出許可証有効期限 2028-08-23
超低排出認証推進中。
全面密閉式の原料炭ヤード。
全面密閉式の原料炭ヤード。
04

輸出物流

主要輸出港
山東・日照港深水港であり、日本・韓国および東南アジアへ直航がございます。
工場から港まで
確認中
内陸輸送手段
確認中
輸出ルート概略図・縮尺は正確ではありません三甲鎮工場 → 山東・日照港 → 日本 ·韓国 · 東南アジア日本韓国東南アジアマレーシア・シンガポール山東・日照港輸出港三甲鎮工場山西省晋城市高平市工場輸出港直航市場輸送ルート
輸出ルート概略図・縮尺は正確ではありません
05

工場の様子

  • コークス炉エリア。
    コークス炉エリア。
  • 装炭エリア。スタンプチャージ方式では、炭餅を一体のまま側方から 炭化室へ押し込みます。
    装炭エリア。スタンプチャージ方式では、炭餅を一体のまま側方から 炭化室へ押し込みます。
  • 全面密閉式の原料炭ヤード。
    全面密閉式の原料炭ヤード。
  • 全面密閉式の製品コークスヤード。粒度別に区分して保管しております。
    全面密閉式の製品コークスヤード。粒度別に区分して保管しております。
  • 脱硫塔。石灰石・石膏湿式方式で、集塵と排出基準の遵守を兼ねて おります。
    脱硫塔。石灰石・石膏湿式方式で、集塵と排出基準の遵守を兼ねて おります。
  • 高温ボイラーの誘引通風機エリア。排熱発電システムの一部です。
    高温ボイラーの誘引通風機エリア。排熱発電システムの一部です。
  • 工場環境。当工場の運営原則は「工場を庭園の中に建て、庭園の中に 工場がある」というものです。
    工場環境。当工場の運営原則は「工場を庭園の中に建て、庭園の中に 工場がある」というものです。

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